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待合室での公衆無線LAN環境を考える

最近、特に無料公衆無線LAN(フリーWi-Fi)の導入が進んでいることを感じます。
クリニックでも、待合室に無線LAN環境を整えたい、というご相談をよくいただきます。

■ 無線LAN環境提供企業は、たくさんある
1.携帯キャリアが提供するもの
2.NTTが提供するもの
3.その他(各種メーカーや、回線業者など)

■ クリニックが導入するなら、どれがよい?

携帯キャリアが提供するものは、無料で導入できますが、
3社のものを導入するのであれば、3つの機械を設置する必要があります。
スペースや電源のことを考えると、できれば避けたい選択肢です。

私が調べて、導入の手軽さの面と、そこそこのセキュリティが担保されていることから、
NTTが提供するDoSPOT ( http://www.do-spot.net/ )
BUFFALOが提供するFREESPOT ( http://www.freespot.com/ )
のどちらかがよいのではないかと思います。

■ オススメ2つの違い
DoSPOTとFREESPOTの両担当者さまから回答をいただきました。

結論から言うと、
機器がレンタルできるので初期投資が少なく、最初は業者さんが来てくれるのが、フレッツのDoSPOT、
自分で購入設置しなければいけないが、機器が高性能で、セキュリティも高いのは、FREESPOTです。

■機器
FREESPOT     購入(約24,000円)
フレッツDoSPOT  レンタル(月500円)

■セキュリティ
FREESPOT     無線LAN回線を、スタッフ・患者さんで別回線
フレッツDoSPOT  無線LAN回線は、スタッフ・患者さん共通回線
→ FREESPOTの方がセキュリティは高いです。

■同時接続台数
FREESPOT     最大20台
フレッツDoSPOT  最大54台
→ フレッツDoSPOTの方が多いです。
   ただ、回線速度は遅くなるの、接続できても動かない…となりがちです。

■電波の届く範囲
FREESPOT     100m 
フレッツDoSPOT  30m
→壁があると、さらに届きにくくなりますが、待合室がメインなら問題なし。

今回調べてみて、どちらでもあまり変わらないかな、という印象でした。
院内の回線がフレッツなら、DoSPOTにすれば機器故障しても無償で代替してくれるので、
その点、安心かな、と感じました。

どちらにしても導入の際、WEBポータル作成をされる場合、
勉強がてら無償で対応いたしますので、お気軽にお申し付けください。