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作りっぱなしではダメです。ホームページを育てましょう

ホームページと一口に言っても、2~3ページのものから100ページ以上のものまで様々です。トップページと診療時間、診療科目に簡単な地図だけでは、医院の魅力や特長を患者さんにお伝えすることはできません。しかし、院長先生が伝えたいことを全てまとめ上げる頃には、最初に書き出した文章を書き直したくなってしまっていることが多々あります。

ホームページ作成で大切なこと

ホームページで一番大切なのは、まずネット上に公開することです。

医院側が伝えたいと思っている情報と患者さんが知りたいと思っている情報が、完全に一致することはありません。したがって患者さんが知りたいと思っているかどうかわからない原稿をたくさん書きためていくよりは、コアな情報をまずホームページで公開し、訪問者さんのアクセスを解析しながら、患者さんが知りたい情報を公開していくことがポイントです。

アクセス解析を使って、訪問者さんが知りたい情報を知る!

ご自身でホームページを作るにせよ、ホームページ制作会社さんに依頼するにせよ、アクセス解析機能を付加し、医院のホームページ訪問者さんの反応がわかるようにしてください。

アクセス解析を行うことによって、ホームページの中のどのページが一番読まれているのか、どのようなキーワードで検索、訪問されているのかなどの情報がわかります。そのような訪問者さんの反応を見ながら毎月少しずつ追加変更をしていくとよいでしょう。

ホームページを育てるためには定期的な更新が大切

また、定期的に更新されているホームページは、訪問者にとっても安心できるものです。最終更新日付が2年前だったりすると、情報自体に信憑性がないような気がしてしまいます。

ホームページを自分(医院)の赤ちゃんだと考えてみましょう。

生まれた子供がどのように成長するかは、育てる親次第です。親は、時には育児書や雑誌から専門家の意見を取り入れ、時にはすでに子育て経験を持つ親や友人の話を参考に試行錯誤しながら子供を育てていきます。子供が少し大きくなれば、ピアノや水泳などの習い事に通わせ、さまざまな手間をかけて育ててきます。この「手間をかけて育てる」ということは、ホームページに対しても同じです。

既にホームページをお持ちの方は考えてみてください。今、どのような状況ですか?きちんと面倒を見てあげられていますか?

・たくさんの人から愛されていますか?(訪問者は多いですか?)
・きちんとした身なり、正しい言葉遣いで話せていますか?(読みにくくないですか?)
・誰にでも優しく接していますか?(分かりにくくありませんか?)

これらのことを常に考えながら、よいところは更に伸ばし、悪いところは良くなるように変えてきます。出来のよい子だからといってほったらかしにしてもいけませんし、自分には良く分からないことだからといって見捨ててしまってもいけません。大切に、目をかけ、手をかけてあげるという先生の愛情が、先生のホームページを育てていくのです。

最初から完璧なものは出来上がりません。少しずつ少しずつ手をかけて、先生の負担が少なく、患者さんの満足度が高いホームページにしていきましょう。

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